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【発色処理を施したチタン製コーヒーカップの作製】
写真に写っている製品は、チタン製のコーヒーカップです。
チタンに発色処理を施すことで色を付けておりますが、
写真に写した4色だけに限らず、多彩な色で発色させることも可能です。
もちろん、コーヒーカップだけでなく、チタン製品であれば発色処理を施すことが可能です。
【発色原理】
発色チタン表面に、数十~数百nmの透明な酸化皮膜を成長させています。
酸化皮膜自体は透明で無色であるのに色が見えるのは、
光の干渉作用のためです。
光の干渉作用の分かりやすい例としては、シャボン玉が挙げられます。
シャボン液自体は無色透明ですが、
シャボン玉は色がついて見えることはご存じと思います。
これは、シャボン玉膜の外面で反射する光と、
膜の内面で反射する光が重なって強め合うために起こる現象です。
発色チタンでも、同じ原理のものとなっており、
チタンの表面に生成された酸化皮膜表面で反射した光と、
酸化皮膜を通過して酸化皮膜とチタン界面で反射した光が干渉した結果、
色がついて見えるということになっています。
この時、どのような色として見えるかは酸化皮膜の厚さに依存するため、
色の再現性を出すためには、
酸化皮膜厚さを管理する技術が必要となります。
弊社は、酸化皮膜の厚さを精密にコントロールする
発色技術を持っておりますので、
目的とする色に合うようにコントロールすることができます。
【製品仕様、使用用途等】
チタンはさびにくく、かつ非常に強度が高く、熱伝導率が低いため、
写真に挙げたコーヒーカップや、野外で使用するキャンプ用具などのような
用途に合っています。
〇処理可能サイズ
・1000mm縦×3000mm横×0.3~0.8mm厚さ(シート材)
・1000mm縦×3000mm横×350mm厚さ(加工品)
〇ロット数
・1個~(試作からでもご相談下さい)
地球環境保護の観点から、
繰り返し使用できる製品の需要が高まっていることと思います。
繰り返し使用できる製品の中でも、
付加価値を付けたい製品の作製を望まれる方は、
ぜひ弊社までお問い合わせください。
会社名 |
株式会社 東陽理化学研究所 (とうようりかがくけんきゅうしょ) |
エミダス会員番号 | 88798 |
---|---|---|---|
国 | 日本 | 住所 |
日本 新潟県 西蒲原郡弥彦村 |
電話番号 | 0256-94-4835 | FAX番号 | 0256-91-2017 |
資本金 | 85,555 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 296人 | 担当者 | 樋口 勇太 |
産業分類 | 通信機器 / 電子部品 / レジャー用品 |
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